骨造成
(インプラントの足りない骨をつくる治療)

サイナスリフト・ソケットリフト・GBR

○なぜ骨が足りなくなるのですか?

インプラントをするためには、十分な骨の厚みが必要です。ただ、歯がない状態を長年放置してしまったり、長期間、入れ歯をいれていたりすると、骨の厚みは減っていきます。理由は、顎の骨は、歯を支えるために存在していますが、歯がないと支えていた骨の必要性がなくなるので、使わない骨は吸収していってしまいます。これは筋肉で例えるなら、運動や筋トレをしていないと、使わない筋肉がやせていくのと同様で、歯がないと噛む力が骨に伝わらないので、骨が細く痩せていきます。入れ歯は自分の歯の3割程度の力しか発揮できないので、長い間入れ歯を使用していても、骨は徐々に痩せていきます。

○骨はつくれます

十分な骨の厚みがないと、短いインプラントや細いインプラントを使うことになります。インプラントは骨とくっつきますが、骨と接している表面積が小さいと、インプラントの安定性が低くなります。従って、インプラントをするには十分な骨の厚みがあることが望ましいです。

そこで、当院では3つの骨をつくる方法があります。

 サイナスリフト(上顎洞挙上術)

上の奥歯の骨が少ないとき、鼻の横にある副鼻腔のあたりに骨を大規模につくる治療になります。残っている骨の厚みが1~5mmくらいの場合、私の経験上、サイナスリフトで骨をつくることが多いです。

 ソケットリフト(クレスタルアプローチ)

上の奥歯の骨が少ないときに、副鼻腔のあたりに骨を小規模につくる治療になります。残っている骨の厚みが、5~8mmくらいの場合、私の経験上、ソケットリフトで骨をつくることが多いです。

 GBR(骨誘導再生法)ソーセージテクニック

抜歯即時インプラントとは、歯を抜いて、同時にインプラント埋入する手術で、骨も同時につくります。GBRは、失った骨が小さい場合に骨をつくる骨の再生法になります。

また、ソーセージテクニックは、大きく骨を失ったケースで骨をつくる再生法になります。ソーセージテクニックは、世界的権威のDr.アーバンが開発した大きな骨欠損に用いる骨の再生方法で、インプラントをいれる骨がない場合に用いられる骨造成のテクニックです。

①~③いずれの場合も、当院では、再生医療等安定性確保法に基づいた再生治療を行います。

骨を再生するためには骨補填材(人工骨)や自家骨(自分の骨)を使用する治療方法がありますが、骨補填材や自家骨のみを使用する場合よりも、それらをCGFと合わせて使用することで、傷の治癒の促進、感染リスクの軽減が期待できます。

自家血小板含有フィブリンゲル(CGF : Concentrated Groth Factors)について

CGFは採血された患者さんの血液から作成される血液製剤です。これらは増殖因子やサインカインといった成分を含み、傷の治癒や骨及び歯周組織の再生・回復を促し、止血や痛みの軽減、感染の予防に効果があるとされています。

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